韓国はゲームの開発が盛んな先進国
韓国で開発されているゲームは、主にPCやスマートフォンといった特定の専用ゲーム機器を必要としない汎用機器を使ったゲームタイトルが多いです。有名タイトルとしてはリネージュやメイプルストーリーといった誰もが一度は聞いたことがある有名オンラインゲームがあります。黒い砂漠やTERAといったオンラインゲームは、ストーリー性とプレイ時の爽快感を追求した作品として到達点に達しています。一度プレイをしたユーザーが毎日ログインして遊ぶというハマる人が多い点が特徴です。
日本国内では主に韓国で開発されたゲームタイトルを日本語化して運営会社により提供されているので、厳密な意味では運営方針に韓国国内とは違いがあります。最も分かりやすい例として、リネージュは韓国国内ではPVPが前提となっていて複数あるサーバーの大半がPVP仕様の重課金が中心です。一方、日本国内では韓国のゲームクライアントに日本独自仕様を加えてPVPとNONPVPの両方が提供されており、PVPを好まない人向けのNONPVP仕様をプレイする人口が多い傾向にあります。
ゲーム開発を行うクリエイターの数が多く分業化されていることで、韓国ではハードウェアの開発は行われずゲームソフト分野に特化しています。また、幼少期からゲームに親しむ環境がブロードバンド普及率の高さと共に整っていて、沸点が低い気質と合わせて対人戦闘を好むゲーム開発が積極的に行われている状況です。ゲーム開発者の大半がソフトウェア開発に携わることにより、ハードウェア開発を気にする必要がないからこそ韓国で開発されたゲームを世界中に輸出するビジネスモデルが確立しています。